有名な脱毛サロン「銀座カラー」が、2023年12月に全店舗閉店することになり、「払ったお金はどうなるの?」「どこに相談すれば良いの…?」と不安の声が上がっています。
調べたところ実際の返金は厳しそうですが、詳しくは破産管財人が新しいホームページを開設しており色々な質問に対する回答を載せています。
また、他のエステサロン5社が、救済措置として脱毛コースの割引などを提案しているので、合わせて詳しくお伝えしていきます。
- 銀座カラーの閉店で返金はどうなるか
- 銀座カラー閉店後の連絡先や対処法
- 銀座カラーの倒産理由
などについてまとめて詳しくお伝えしているのでご参考になさってください。
銀座カラーの閉店で返金はどうなる?
2023年12月21日現在、銀座カラー閉店による返金対応はない見込みだと言われています。
銀座カラーを経営していた「株式会社エム・シーネットワークスジャパン」の破産管財人が開設したホームページには、
- 現時点で返金することはできない
- 将来的に破産財団が作られ会員に配当金が出るかもしれないが、今のところ配当のめどはない
- 今から途中解約しても返金はできない
などが書かれています。
脱毛はコースによっては高額な契約もありますので、先に現金一括などで支払ってしまっている人は信じられない気持ちでいっぱいでしょう…。
しかし、施術代をクレジットカードやローンで支払う契約をしている人は、まだ救いがあるかもしれません!
クレジットカードやローンでの支払いは、それぞれの信販会社と利用者との契約になっています。
そのため、まだ施術を行っていない回数分については、それぞれのクレジットカード会社などに事情を伝えて問い合わせることで、支払いを止めてもらえる可能性もあります。
心当たりのある方は、早めに問い合わせることをおすすめします!
私は銀座カラーで、数年前に全額支払い済みですが、まだローン支払い中の方は抗弁書で支払いをとめられる可能性があるので、消費者センター&カード会社&審判会社に相談してみてください😢私の手元にある契約書によると、銀座カラーの役務提供期間は2年間のようです#銀座カラー #シースリー #倒産 pic.twitter.com/GKZuFKaIFf
— しがない主婦 (@jingshangw7381) December 16, 2023
銀座カラーの閉店後の連絡先は?対処法はある?
銀座カラーの運営会社である、株式会社エム・シーネットワークスジャパンは、今後の問合せ先として、破産管財人が開設した新しくホームーページを案内しています。
こちらには、Q&Aのページがあり、破産手続きに関する質問と答えや、銀座カラー契約者から予想される質問に対する答えなどが載っています。
株式会社エム・シーネットワークスジャパン 破産管財人HP
URL: https://gc-kanzai.com
随時更新されている様子ですので、こまめにチェックすると最新情報が得られそうです!
ギンさカラーを利用していた方は、銀座カラーの会員向けページは残っており、契約内容や残りの回数などを見ることができるようになっているようです。
また、突然の倒産の知らせを受けて日本エステティック経営者会が働きかけて、他のエステサロン5社が救済措置として脱毛コースの割引などを提案しています。
サロン名 | 全身脱毛コースの値引き% |
ミュゼプラチナム | 全額値引き(上限256,000円) |
ストラッシュ | 最大50% |
サロンリッツ | 最大30% |
ビー・エスコート | 最大20% |
シェアラ | 15% |
対象者は、契約していた脱毛サービスが終了していない銀座カラー会員のみとされています。
銀座カラーではもう施術は受けられませんが、引き継ぎ支援を行っているサロンを利用することで継続してケアをうけることができそうですね。
銀座カラーが倒産・閉店理由は?
銀座カラーは、運営会社・株式会社エム・シーネットワークスジャパンの倒産により全店舗閉店となりました。
あまりに突然の閉店のお知らせに驚きですよね。一体閉店の理由はなんなのでしょうか…?
銀座カラーと言えば「通い放題」などで人気を集めた全国展開の大手チェーン店。
川栄李奈さんなど、人気のあるタレントさんがCM出演していたため、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
今回の銀座カラーの倒産理由は、業績不振だと言われています。
【脱毛サロン「銀座カラー」破産に追い込まれた裏側】 美容関連の「前金ビジネス」の倒産が相次ぐ #東洋経済オンラインhttps://t.co/YvkAGxEnT7
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) December 22, 2023
1993年に銀座で初店舗がオープンし、2010年代から全国に展開していった銀座カラー。
オリコン顧客度No.1に輝くなど、評判の良い脱毛サロンで、最盛期には全国に50店舗もありました。
しかし新型コロナウイルスの蔓延により、利用者が激減…。
2020年の4月期は売り上げは125億円でしたが、その3年後の2023年4月期は半分以下の45億円になってしまったそうです。
倒産に至るまでに、複数の店舗を統合して店舗数を減らすなどの工夫をしていましたが、なかなか業績は回復しませんでした。
コロナ禍が明けても新規客を集めることが難しく契約者数は減っていく一方で、倒産する流れになりました。
運営会社が破産することにより、銀座カラーが全店舗倒産し、脱毛などのサービスも全て強制終了となりました。
このことで、およそ10万人に被害が出ると言われています。
銀座カラー閉店のまとめ
この記事では、大手脱毛サロン・銀座カラーの倒産理由などについてまとめました。
- 銀座カラーを経営していた株式会社エム・シーネットワークスジャパンは2023年12月15日付で破産が決定
- 銀座カラーは全店舗閉店
- 閉店に伴い脱毛などのサービスは終了
- 銀座カラーから契約者への返金対応の見込みは現時点ではない
- クレジットカードやローンでの契約をしていた人は、それぞれの契約会社に事情を伝えて問い合わせてみることで対応してもらえるかも?
- 今後の問合せ先は、株式会社エム・シーネットワークスジャパン破産管財人が開設したホームページをチェック
- 他のエステサロンが銀座カラー会員向けに脱毛コースの割引を行っている
脱毛サロン界では有名なサロンだったため、急なニュースに驚きでしたね。
まだ閉店して間もないため、これから徐々に詳しいことが発表されていく形になると思われます。
引き続きチェックしてみてください!